たぶん、あなたも見たことがある。
内容を理解してないのに、なぜか顔だけ「分かった顔」になる瞬間。
本日の観測テーマは「理解ゼロでも顔だけプロ」な人々です。
なお編集部にも経験者がいるため、あまり強く言えません。
SCENE / 今の、見た?
会議中。
誰かがものすごく難しい説明をしていた。
横文字と専門用語と、気持ちだけ強いパワーワード。
その場にいた全員、たぶん半分くらいしか理解してない。
——でも。
うなずく。
なるほど顔をする。
なんなら「いいですね」とか言う。
そこだけ、妙に息が揃ってる。
誰も分かってないのに、
「分かってる感じ」だけが空間を支配していく。
分かってないなら分からないって言ってほしい派代表です。
なにそれ〜って言いたい〜。
でもあそこで止められない空気も、ちょっと分かる。
分からないって言えたら大人だけど、
分からないのに頷くのも、まぁ人類。
観測ログ
誰も完全には理解していない。
でも「分かった顔」だけは、全員完璧に同期していた。
あれは嘘じゃなくて、尊厳の防御本能だと思う。
人は知らないことの前で、まず顔を守る生き物だ。
── 編集部メモ
- 分からないって言える人、勇者。
- 分かった顔で一緒に沈む人類、愛しい。
- でも大事なとこはちゃんと確認しような。


