人の話をすぐ比較する人の心理
普通に話していただけ。
ちょっとした出来事。
ちょっとした報告。
それだけのつもりだった。
なのに、返ってくる。
「それくらいなら自分は〜」
「自分のときはもっと〜」
気づくと、比べる話になっている。
こっちはただ話しただけなのに、
いつの間にか比べられる側に回る。
勝ち負けを決めているわけではない。
でも、なんとなく上下がつく。
その場は流れる。
会話も続く。
それでも、少しだけ気が抜けなくなる。
話したあと、軽く疲れる。
会話をそのまま受け取らず、
比べる形に変える。
そこにいるのが、小人【マウン】。
Punchline
マウンは、
会話を比べる話に変える小人
話の途中で勝負を作る
今回の小人:マウン
マウンは、相手の話をそのまま受けない。
必ず自分との比較に変える。
「すごいね」で終わらない。
「自分の方は」という話が入る。
悪気があるとは限らない。
ただ、そのまま聞くより、
自分を入れた方が落ち着く。
この感覚で会話に上下が生まれる。
結果として、ただの会話が勝ち負けに変わる。
そこがマウン。
主食:比較、優劣
得意技:上書き、張り合い、「自分のときは」
そのまま聞けず、比べてしまう。
何がしんどいのか
しんどいのは、自慢されることではない。
比べられること。
普通に話しただけなのに、
なぜか評価される形になる。
こっちの話に点数がつく。
大きさを測られる。
その場で勝ち負けを決めているわけではない。
でも、なんとなく上下がつく。
それが続くと変わってくる。
話す内容を少し選ぶようになる。
大きい話は出しにくくなる。
喜んだ話でも、比べられる前提で少し抑える。
話し終わったあとに残るのは、
そのまま受け取ってもらえなかった感じ。
話の内容より、比べられたことの方が残りやすい。
マウンが出る瞬間
マウンで起きているのは、勝ちたい気持ちだけではない。
自分の位置を確かめる動き。
相手の話をそのまま受けるより、
自分と並べた方が落ち着く。
それで、つい比べる。
自分の話を出す。
結果として、会話に上下が生まれる。
マウンの心の声:
「自分の方はどうだろう」
その場で起きていること
- 相手が話す
- 内容を受ける
- 自分と比べる
- 自分の話を出す
- 上下が生まれる
なぜそうなるのか
- 自分の位置を保ちたい
- 負けたくない感覚がある
- 評価を気にしている
- 無意識に比べている
悪意より、癖に近いこともある。
それでも向上心とも言える
よく言えば向上心とも言える。
ただ、全部の会話がそれになると、気が抜けない。
雑談でも報告でも、
何を話しても比べられるなら、ただ話すことが重くなる。
相手がマウンのとき
効くのは、
比べる流れに入らないこと。
相手が比べてきても、そこに自分の話を重ねない。
一度受けて終わらせる。
その場でやる動き
- 自分の話を乗せない
- 深掘りしない
- 一言で止める
テンプレ
①「そうなんだ」
②「へえ」
③「今は比べたい話じゃない」
張り合うと続く。乗らなければ終わる。
あなたはどこでしんどくなる?
同じマウンでも、しんどくなるところは人によって違う。
いちばん近いものを選ぶ。
- ① 話している途中で比べられて、評価される感じがしんどい → 評価化ストレス型
- ② 話がそのまま相手の話に変わって、主導を取られるのがしんどい → 主導変換型
- ③ 比べられる前提で、話す内容を選んでしまうのがしんどい → 先回り抑制型
マウンの問題だけでなく、
自分がどこで疲れているかを見ると整理しやすい。
自分がマウンのとき
少しでも上にいたい。
負けたくない。
この感覚は誰でもある。
ただ、そのまま出るとマウンになる。
「すごい」と「張り合う」は別
すぐに自分の話をかぶせずに、
「そうなんだ」と一度返してから話すと、会話は張り合いになりにくくなる。
境界線
雑談まで勝負になるなら、バランスが崩れる。
- 相手より上に立とうとしていないか
- ただ話を聞く時間がなくなっていないか
- 何を話しても比べる形になっていないか
ここが続くなら、話す方が気を使い続ける。
その場の空気より、会話の形を見直した方がいい。
まとめ
マウンは、会話を比較に変える小人。
普通に話しただけなのに、評価される形に変わってしまう。
しんどくなるのは、自慢されることより、
そのまま受け取ってもらえないこと。
比べる流れに入らず、広げず、一言で止める。
それだけでもかなり楽になる。
マウン対策チェック
- 話が勝負になっていないか
- 自分も張り返していないか
- 比較を広げすぎていないか
- 一言で止められているか
- そのまま聞く余白が残っているか
今日の小人(ミニ図鑑)
小人:マウン
種類:比較系
出現:雑談・報告・会話
口ぐせ:「自分のときは」
そのまま聞かず、比べる。
それがマウン。


